「いいね!」を見える化する

シンクスマイル経営企画室長 五十嵐政貴

社員同士でバッジを贈り合い、お互いを承認し、仕事への意欲を高める ──。
独自の取り組み 「CIMOS(シーモス)」で注目を集めているのが、お試しサイト「トラコレ」を展開するシンクスマイルだ。
半年に一度バッジを集計。おなじバッジが個貯まると1個のメダルに交換され、メダルを集めることで昇給・昇格の要素となる。
特徴はバッジを贈る際、相手をほめる根拠を記すところ。「フェイスブックのように『いいね!』だけでは、何がいいのか具体的にわからないですから。
バッジは365日、いつでも贈れます。通常の人事評価方法だと期末に活躍した人が印象に残り、高く評価されがちですが、CIMOSな らそのようなこともありません」
五十嵐政貴経営企画室長は言う。最もフィードバックを行いやすい「サンクスバッジ」は、広く流通したため「殿堂入りバッジ」となり、行動指針(バリュー)に基づく新たなバッジと入れ替えた。
退職した社員には「卒業証書」が授与される。在職中に受け取った バッジがコメント入りで印刷されるため、転職時の面接などで活用されているという。
五十嵐氏は「単なる金銭的見返りではなく、会議で表彰する場を設けたり、意義報酬としての運用を目指していきたい」と話す。
(取材:戦略経営者 小林淳一氏)

プロフィール

五十嵐 政貴

株式会社シンクスマイル経営企画室長